根管治療とは
虫歯が神経まで到達してしまうと根管治療が必要になってしまいます。神経の治療になってしまうとすべてが目視で確認することができませんので、どうしても回数がかかってしまいます。
また、一つの歯にできる治療回数は限られていますので、再治療にならないようにできる限り汚れをとるようにして、ご自身の歯をできる限り長く使えるようにする必要があります。
そのためには根管治療になる前に治療をするか、虫歯にならないように定期健診がすごく大切になってきます。
虫歯が神経まで到達してしまうと根管治療が必要になってしまいます。神経の治療になってしまうとすべてが目視で確認することができませんので、どうしても回数がかかってしまいます。
また、一つの歯にできる治療回数は限られていますので、再治療にならないようにできる限り汚れをとるようにして、ご自身の歯をできる限り長く使えるようにする必要があります。
そのためには根管治療になる前に治療をするか、虫歯にならないように定期健診がすごく大切になってきます。
建築でいうところの「基礎工事」部分が根管治療になりますので、しっかりとした治療が必要になってきます。土壌を整えないと建物はすぐにだめになるのと同じです。
ここの治療が肝心なのです。なので、どうしても回数がかかり、しっかりとした治療が必要になってきます。
根の治療をして保険の材料で治療した場合、「5年以内に再治療や抜歯の対象になる確率」が38%と出ております。 (銀の土台に銀歯のケース) その再治療した根の、再治療の確立もどんどん上がっていくわけです。
神経が無い=血管からの栄養が届かない=「歯が脆くなる」
神経がある内に早めの良い治療が必要なのです。もう神経を失ってしまった歯は、いつ喪失するか分かりませんし、割れるかもしれません。予後不良で根の先の病巣が無くならないかもしれません。
出来るだけ長持ちする材質(セラミック)を選ぶ事が出来れば、その歯の寿命も他の歯の寿命も延ばせる可能性が上がるのです。
神経のない歯は割れやすく割れたら抜かなくてはなりません。
なので、当院ではなるべく歯の神経を取らないような治療を心がけています。
しかし、根管治療をしなければならないこともあります。
自費診療の根管治療 | 保険診療の根管治療 | |
時間 | 60分~/回 | 15~30分/回 |
治療回数 | 2~3回 | 何回もかかることがある |
マイクロスコープ | 使用 | 不使用 |
ラバーダム防湿 | 使用 | 使用する場合がある |
ニッケルチタンファイル | 使用 | 不使用 |
治療終了時の状態 | 清潔 | 汚れが残ることもある |
根管治療はマイクロスコープがないと盲目下で治療しているものなので、限界があります。当院では再治療のない根管治療を可能にするために、自費診療では色々な保険治療では使用が認められていない器具や材料を用いて治療することが可能となります。
マイクロスコープでは肉眼では見つけることができない根管や複雑な形を正確に診断して、治療することが可能になります。
その場合はラバーダムというものをして、バイ菌がなるべく入らないようにしてやることとニッケルチタンファイルを用いた根管治療をオススメします。